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Genentech社 抗体開発に関する有力なパテントの一つが米国特許局に拒否された

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2005-09-29 | コメント

2005年9月28日、Genentech社は、抗体開発に関する主要なパテントの一つが米国特許局に拒否されたと発表しました。このパテントが無効とされると、Genentech社のロイヤリティー収入に実質的な影響が出現する可能性があります。


8月にGenentech社は、Cabillyとして知られる特許を特許局がレビューしていると発表しました。Genentech社の発表によると、特許局は、既に失効しているパテントでカバーされている方法とCabillyパテントが関連するかどうかをレビューしていました。

Genentech社によると、今回の特許局の判断はルーティンであり、数ヶ月から数年以内に次のレビュープロセスが実行されるとのことです。Genentech社は、最終的な決定が出るまでCabillyパテントは有効とプレスリリースで述べています。

Cabillyパテントは2001年に発行され、2018年に失効します。しかし、特許局はレビューにより、Cabillyパテントは2006年3月に失効したGenentech社の別のパテントが変化したものに過ぎないという見解に到達しました。

RBCアナリスト・Jason Kantor氏は、CabillyパテントはGenentech社の抗体製品からのロイヤリティー収入の2-4%を稼ぎ出していると予想しています。

Cabillyパテントの下でライセンスを受けて製品を製造している会社の一つ・MedImmune社は、Cabillyパテントが無効または強制力がないという判断を得るためにGenentech社を訴えました。地裁は5月にGenentech社に有利な判定をしましたが、MedImmune社はその後上告しました。

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