エストロゲンが不足するとマクロファージや活性型単球でCD16受容体レベルが上昇する
Free!マクロファージはリウマチに関わるtumor necrosis factor (TNF), interleukin-1 (IL-1), IL-6等のサイトカインを分泌します。CD16受容体の刺激によってこれらのサイトカインの分泌が刺激されます。
マクロファージによるサイトカインの分泌はエストロゲンによる影響を受けますが、2004年6月3日のArthritis & Rheumatism誌に発表された研究成果から、エストロゲン不足の状況では活性化単球やマクロファージ上のCD16受容体数が低下するとわかりました。
この結果から、エストロゲンが不足するとCD16受容体数が上昇してリウマチに関わるサイトカインレベルが上昇すると考えられました。
- Hormonal Clue to Autoimmune Diseases Found / HealthDay
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