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乳癌遺伝子・HER-2を阻害すると前立腺がんの増殖を抑制できる

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2005-04-21 | コメント

アンドロゲン受容体は、テストステロンなどのアンドロゲンの刺激を受けてDNAに結合して遺伝子発現を調節します。このアンドロゲン受容体の作用は前立腺がんの発現・進行を促進します。


乳癌遺伝子として知られるhuman epidermal growth factor receptor 2(HER-2)を阻害すると、アンドロゲン受容体とDNAの相互作用を阻害し、前立腺がんの増殖を防げるとわかりました。

EGFRキナーゼ選択的な阻害剤・ZD1839 (gefitinib) よりも、HER-2選択的な阻害剤・GW572016の方がアンドロゲン受容体の作用を協力に抑制しました。この結果から、HER-2がアンドロゲン受容体調節の主要な役割を担っていると示唆されました。

この結果から、HER-2は前立腺がんの治療・再発予防の有望なターゲットと考えられました。

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