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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Cardiome社 カルシウム感受性増強剤・oxypurinolの冠動脈内皮機能障害改善効果を確認

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2003-10-17 | コメント

2003年9月22日、Cardiome社は冠動脈疾患18人を対象にした臨床試験において、カルシウム感受性増強剤・oxypurinolの冠動脈内皮機能障害(Coronary endothelial dysfunction)改善効果を確認できたと発表しました。


Oxypurinolはキサンチン酸化酵素(xanthine oxidase)の活動を阻害することで、カルシウムに対する心筋の感受性を増強し、酸素消費量を上げることなく心筋を効率的に収縮させます。

Oxypurinol 200mg静注時にキサンチン酸化酵素の活動は65%低下しました。またacetylcholine challengeをした18人中13人において、oxypurinolは血管収縮を33%低下し、coronary flow velocityを20%増加させました。

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