Cardiome社 カルシウム感受性増強剤・oxypurinolの冠動脈内皮機能障害改善効果を確認
Free!2003年9月22日、Cardiome社は冠動脈疾患18人を対象にした臨床試験において、カルシウム感受性増強剤・oxypurinolの冠動脈内皮機能障害(Coronary endothelial dysfunction)改善効果を確認できたと発表しました。
Oxypurinolはキサンチン酸化酵素(xanthine oxidase)の活動を阻害することで、カルシウムに対する心筋の感受性を増強し、酸素消費量を上げることなく心筋を効率的に収縮させます。
Oxypurinol 200mg静注時にキサンチン酸化酵素の活動は65%低下しました。またacetylcholine challengeをした18人中13人において、oxypurinolは血管収縮を33%低下し、coronary flow velocityを20%増加させました。
- Cardiome Reports Oxypurinol Clinical Trial Results / Press Release
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