シンバイオ製薬 ベンダムスチンの第1相試験の患者投薬を開始した
Free!2006年11月22日、2008年に株式公開をめざしているシンバイオ製薬は、株式公開主幹事証券会社を野村證券株式会社に決定したと発表しました。また、非ホジキンリンパ腫を対象としたベンダムスチンの第1相試験で11月1日に患者投薬を開始したと発表しました。
ベンダムスチンはドイツで既に低悪性度非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫及び慢性リンパ性白血病の治療薬としてリボムスチンの商標で長年にわたり使われています。
北米ではアステラス ファーマ GmbHからのライセンス供与を受けて、セファロン社がリツキシマブ無効・再発の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫を対象とした開発を行っており、現在第V相臨床試験が進行中です。
同時に、米国において現在、低悪性度非ホジキンリンパ腫の第一選択薬であるリツキシマブとの併用試験も実施されており、6月のASCO(米国臨床腫瘍学会)では第U相試験の結果が発表され、高い有効率が示されております。
シンバイオ製薬は2005年3月25日に設立されて以来90社を超すバイオベンチャー・製薬企業と導入交渉を進めてきましたが、その中で76品目について守秘義務契約を結び、さらに6品目に絞り現在交渉中で、近々、開発品目第2号が決まる見通しです。
シンバイオ製薬は、今後も、特に 癌、血液、自己免疫疾患を重点領域として、患者数が少ない疾患のための治療薬の開発において、患者さんの声を真摯に受け止め、満たされない医療ニーズに応えることを事業目的に展開していきます。
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