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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

Lilly ICOSは、良性前立腺過形成を対象にしたtadalafil(タダラフィル)の第2相試験でプライマリーエンドポイントを達成

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2005-10-13 | コメント

2005年10月12日、Eli Lilly社とICOS社のジョイントベンチャー・Lilly ICOSは、良性前立腺過形成(BPH)を対象にしたtadalafil(タダラフィル)の第2相試験でプライマリーエンドポイントを達成したと発表しました。タダラフィルは勃起不全薬・Cialisの有効成分です。


tadalafil 5mgの1日1回の服用を6週間続けたところ、International Prostate Symptom Score (IPSS) がベースラインと比べて2.8ポイント改善しました。一方プラセボでの改善ポイントは僅かに1.2ポイントでした。続いて20mgのtadalafilを1日1回6週間服用した結果、ペースラインに比べてIPSSが3.8ポイント改善しました。一方プラセボでは僅かに1.7ポイントでした。

この試験結果をうけて、Lilly ICOS社は、BPH患者の下部尿路症状を改善する作用があるかどうかを確かめるtadalafilの第3相試験を開始する予定です。

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