鎮痛剤・NSAIDは喫煙者の口腔癌を抑制するが、心血管疾患で死亡するリスクを高くする
Free!口腔癌を有するヘビースモーカー454人と口腔癌ではない喫煙者454人を対象にした調査で「鎮痛剤・NSAIDは喫煙者の口腔癌を抑制するが、心血管疾患で死亡するリスクを高くする」という結果となりました。
NSAIDは喫煙者の口腔癌発現リスクを53%抑制しました。しかしながら、パラセタモールを除くNSAIDは心血管疾患による死亡リスクを2.06倍上昇させました。
また、NSAIDの死亡率抑制効果も認められませんでした(p=0.17)。
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