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亜麻の種(flaxseed)は前立腺癌の発病を予防する

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2002-11-13 | コメント

「前立腺ガンを発現するように遺伝子操作したマウスに、亜麻の種(flaxseed)を5%混ぜた食事を与えると、flaxseedを与えなかったマウスに比べて癌の大きさを1/2に抑えられた」という研究成果がDuke_Universityの研究者等(Demark-Wahnefried)によって2002年11月のUrology誌に発表されました。


研究者等は、flaxseedに含まれるomega-3という脂肪酸とlignanという物質が癌に効果があったのではないかと推測しています。

flaxseedは既に人で試されており、その試験結果が2001年7月のUrology誌(Urology 2001 Jul;58(1):47-52)に発表されています。その試験では25人の前立腺癌患者に34日間flaxseedを投与し、前立腺ガンの活動状況の指標であるPSA(prostate specific antigen)の血液中濃度変化を調べました。この試験の結果、flaxseedを服用するとPSA濃度を低く抑えられるとわかりました。すなわち前立腺ガンの活動を押さえ込める作用があるとわかったのです。

160人の前立腺ガン患者を対象にした大規模な臨床試験が近々開始される予定です。

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