Threshold社 良性前立腺過形成を対象にしたTH-070の第3相試験の患者組み入れが完了
Free!2006年4月5日、Threshold Pharmaceuticals社は、良性前立腺過形成を対象にしたTH-070の第3相試験の患者組み入れが完了したと発表しました。
これで、第2相試験と第3相試験の患者組み入れがともに完了しました。この2つの試験結果は2006年4Qの初めに発表される見込みです。
第3相試験ではIPSS (International Prostate Symptom Score) を指標としてTH-070とプラセボの有効性を比較します。IPSSの改善率が主要評価項目です。
TH-070は、解糖を干渉してエネルギー代謝を阻害する作用があると考えられています。BPHで過剰に増殖する細胞・Glandular prostate epithelial cellsは、解糖によりエネルギーを生成します。前臨床試験と第2相試験のデータから、TH-070は症状改善、前立腺サイズの縮小、尿流率上昇、血清PSA低下をもたらしうると示唆されています。
- ・ 開発 > 臨床試験 > 第3相/ピボタル試験
- + ホームページ
2019-11-16|良性前立腺過形成
+ 前立腺肥大の手術治療の比較〜内視鏡利用腺腫剥ぎ取り(除核)は細断や焼灼に勝る
2019-04-12|良性前立腺過形成
+ 前立腺肥大男性の5α還元酵素阻害剤治療と2型糖尿病発現率上昇が関連
2018-06-25|良性前立腺過形成
+ 前立腺肥大の動脈塞栓治療が経尿道前立腺切除に劣らないことを示せず
2016-08-27|良性前立腺過形成
+ Nymox 開発筆頭品が前立腺肥大(BPH)手術治療を減らすことが示された
2015-11-11|良性前立腺過形成
+ Sophiris社 予想に反して前立腺肥大薬Ph3試験の主要目標達成
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。