GSKのNucalaが慢性閉塞性肺疾患悪化をプラセボ比で21%減らしたPh3試験報告
 ・ Nucalaの承認申請の状況を短く追記しました。
Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
 ・ 誤解を訂正しました(390億ドル→39億ドル)
PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

大日本住友製薬 抗真菌剤・アムホテリシン B(amphotericin B)のリポソーム製剤・AmBisome注射剤(アムビゾーム点滴静注用50mg)が厚生労働省に承認された

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2006-04-23 | コメント

2006年4月21日、大日本住友製薬は、深在性真菌症治療剤・アムホテリシン B(amphotericin B)のリポソーム製剤・AmBisome注射剤(アムビゾーム点滴静注用50mg)が厚生労働省に承認されたと発表しました。

アムビゾームは、米国のGilead Sciences社から導入した、リポソームの脂質二分子膜中にアムホテリシンBを封入したリポソ−ム製剤であり、点滴注射後の血流循環中ではほとんど崩壊せず、真菌に接着した後にアムホテリシンBを放出することが種々の試験で確認されています。

アムビゾームは、次のような特長を有しています。

1. アムホテリシンBをリポソーム製剤化することで、アムホテリシンBの有効性を維持しつつ、腎臓等の副作用を低減しています。

2. 「真菌感染が疑われる発熱性好中球減少症」の効能を、日本で初めて取得した深在性真菌症治療薬です。

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