TolerRx社 3560万ドルの資金調達を完了
Free!2006年8月16日、免疫システム疾患の新規治療薬の探索、開発、販売を手がけているTolerRx社は、1型糖尿病研究に対する世界最大の慈善出資団体・Juvenile Diabetes Research Foundation (JDRF) からの出資を含む3560万ドルの資金調達を完了したと発表しました。
この資金は、TolerRx社のリード製品・TRX4(ChAglyCD3)の開発サポート費用として使用されます。TRX4は1型糖尿病の治療薬として開発されている抗CD3モノクローナル抗体です。
第2相試験において、TRX4 (ChAglyCD3) の短期間の治療で膵臓のβ細胞機能が1年半保存されることが確認されています。TolerRx社は2006年にピボタル第3相試験を開始する予定です。
TRX4の第2相試験の結果は2005年6月23日のNEJM誌に発表されています(2005年6月23日BioToday)。
- + ホームページ
2020-06-24|糖尿病
+ ビタミンB12の一部を繋ぐことで吐き気や嘔吐が生じ難いGLP-1R活性化剤を開発
2020-05-21|糖尿病
+ PPARγ活性化剤とGPR120活性化剤の併用で安全にインスリン感受性が改善する
2020-05-04|糖尿病
+ 脳のATP感受性カリウムチャネル活性化剤は糖尿病治療として有望
2020-02-11|糖尿病
+ DNA脱メチル化酵素TET3の阻害で2型糖尿病や肝線維症を治療しうる
2020-01-29|糖尿病
+ 黒人が営む理髪店でのHbA1c検査で黒人男性の糖尿病をより見つけうる
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。