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Crucell社 QuinvaxemとHepavax-Geneワクチンに関して2億3000万ドルの契約を締結

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2006-12-02 | コメント

2006年12月1日、オランダのバイオテクノロジー企業・Crucell N.V.は、QuinvaxemとHepavax-Geneワクチンに関して国際組織と2億3000万ドルを超える価値を有する契約を締結したと発表しました。

この契約は、UNICEFとPan American Health Organisationと締結しました。この契約は2009年までカバーされ、徐々に年間の支払額が増えていきます。総額2億3000万ドルを超える金額が得られる見込みです。粗利益はおよそ30-35%となる見込みです。

Quinvaxemは5つの小児疾患(百日咳、下痢、破傷風、B型肝炎、ヘモフィラス・インフルエンザ菌タイプB)を予防するワクチンです。9月にWHOに事前承認(pre-qualified)されています。

Crucell社が今年初めに買収したスイスのワクチン会社・Berna Biotech社とChiron社がQuinvaxemワクチンを開発しました。

Hepavax-Geneは、B型肝炎ウイルスに対する能動免疫療法としてWHOが事前承認したワクチンです。Hepavax-Geneは1996年に発売され、現在では世界90カ国以上において主要なB型肝炎ワクチンとなっています。

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