血清中のJM-27レベルで重症の良性前立腺過形成を同定できる
Free!新たな試験の結果、血清中のJM-27レベルを測定することにより、重症で症候性の良性前立腺過形成(BPH)を同定しうると分かりました。
この試験から、JM-27タンパク質のレベルが高いBPH男性の症状はより重症であり、治療しないままでいると膀胱に関連した並存症を発現するリスクがあると分かりました。
もしJM-27による診断検査ができれば、膀胱や尿道に障害が及ぶ前に症候性の患者を早期に見分けられるようになるかもしれません。
【参考】
2002年5月28日のPNAS誌に掲載された研究成果によって、症候性のBPHでJM-27転写産物のレベルが亢進することが示されました(PNAS | May 28, 2002 | vol. 99 | no. 11 | 7598-7603)。
- Severe Form Of 'Enlarged Prostate' Disease Discovered / ScienceDaily
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