出現頻度が低いコドン対に置き換えるとウイルスが弱毒化する
- 2008-06-30 - 1つのアミノ酸に対応するコドンは1つとは限りません。例えば2つのコドン・GCCとGCGはどちらもアラニン(Ala)に対応します。どちらの出現頻度も同じかというとそうではなく、ヒトではGCCの方がGCGよりも4倍頻繁に使用されます。また、特定のコドン対が頻繁に出現するという現象も存在します。たとえばGCCGAAもGCAGAGもAla-Gluをコードしている同義コドン対ですが、Alaをコードするコドンとして好まれるGCCが含まれているにも関わらずGCCGAAの出現頻度は低いことが知られています。このような同義コドン対の出現頻度が一定でない現象をコドン対バイアス(codon pair bias)と言います。 (4 段落, 491 文字)
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