Targacept社 アルツハイマー病第2相試験でAZD3480の有効性示せず

  • 2008-09-16 - 2008年9月15日、AstraZeneca(アストラゼネカ)社とTargacept社は、軽度〜中等度アルツハイマー病患者を対象にしたAZD3480 (TC-1734) の後期第2相試験(Sirocco試験)で明確な有効性は示せなかったと発表しました。 (5 段落, 390 文字)
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  • 2015-04-17 Targacept社 糖尿病性胃不全麻痺のPh1/2試験が目標達成せず
  • 2015-04-09 TARGACEPT社 Catalyst社の提携解消の合併への影響を考察中
  • 2015-03-07 Catalyst社 Targacept社と合併して上場する
  • 2014-10-11 AstraZenecaがTargaceptとの研究提携を打ち切った
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2008-09-22 | 投稿者 : to-hasegawaさん
コメントありがとうございます。この原因物質は既に公表しております。ご存知でしょうか?ホモシステイン酸です。このホモシステイン酸は二つのアミノ酸、メチオニンとホモシステインそれぞれから、特有の代謝経路でそれぞれから生成されます。またストレス時にベータアドレナージック受容体の活性化により、アストロサイトから平常より約4倍増加して遊離してきます。アルツハイマー病ではストレスによる発症機構も考えられています。
2008-09-22 | 投稿者 : fumio.suzukiさん
非常に興味深いコメント有難うございました。Ab42に対する抗体療法をElan等が精力的に取り組んでおりましたが、補助的作用しか期待できないので、中々優れた結果が得られていないと考えるべきなのでしょうか?ちなみに先生方が見出された物質は、既に公表されているのでしょうか?
2008-09-22 | 投稿者 : to-hasegawaさん
ご質問に関して、最近の私達の研究成果をご報告します。まずアミロイドは本質的にはアルツハイマー病の原因とは関係ありません。全世界の研究者がアミロイド仮説に惑わされた結果がこの臨床試験の結果に示されているのです。私達は全くこのアミロイドとは関係のない、物質に焦点を合わせて研究してきました。その結果はアミロイドはその物質の毒性を増強する作用がありますが、本質的にはアミロイドの毒性を観察する事ができませんでした。今後の研究の進展をご注目ください。

アルツハイマー病について種々の危険因子が報告されていますが、(1)女性(2)高齢(3)アポプロテインE4などは確定していますが、この三ついずれもストレス感受性を増強しています。ストレスの感受性の高い、しかも長時間持続する場合は、高齢者は要注意です。私達が見出して物質はこのストレスで脳内濃度が上昇し、アルツハイマー病を発現させます。アミロイドは正常脳でも存在しています。それはこの原因物質が存在しないか、低いために、アミロイドの毒性増強作用が示されないのです。この現象は有名ですが、今まではっきりとした理由が示されなかったのです。
2008-09-19 | 投稿者 : fumio.suzukiさん
ADの為の医薬はニーズが極めて高いが、臨床試験の結果は余り芳しくない報告が多いです。この疾患の多様性からきているのでしょうか?
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