Gamida Cell社の血液癌治療臍帯血製品Omidubicelを米国FDAが承認
 ・ 抜けていた製品名Omisirgeを追記しました。
化学放射線療法とMerck & CoのKeytrudaによる子宮頸癌初治療が生存改善達成
 ・ 誤記を訂正しました(陰性か陰性か→陽性か陰性の)
Novartisの発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)薬Fabhaltaを米国が承認
 ・ 誤解訂正。Fabhalta投与患者”殆ど”がヘモグロビン濃度2 g/dL以上の上昇を達成した旨に修正しました。

イソトレチノン治療終了後少なくとも1年間は精神状態監視が必要

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2010-11-13 | コメント

イソトレチノン(isotretinoin)が処方されたスウェーデンの重症にきび患者のイソトレチノン処方前・処方中・処方後を観察したレトロスペクティブ試験の結果、既に示されている重症にきびと自殺企図リスク上昇の関連が支持され、イソトレチノン治療中とイソトレチノン治療後最大1年間はそのリスクがさらに高まると示唆されました。

イソトレチノン治療前に自殺企図をしたことがある患者はイソトレチノン治療中に自殺行為を始めた患者に比べて自殺企図を繰り返すリスクや自殺リスクが高いようです。

自殺企図の既往をイソトレチノン治療の禁忌とする必要はなさそうだと著者は言っています。

イソトレチノン治療中止後長期間を経てから自殺企図が発生しうるという事実こそ重要であり、イソトレチノン治療中と治療終了後少なくとも1年間は患者の精神状態の慎重に監視する必要があると著者は言っています。

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