イソトレチノン治療終了後少なくとも1年間は精神状態監視が必要
Free!イソトレチノン(isotretinoin)が処方されたスウェーデンの重症にきび患者のイソトレチノン処方前・処方中・処方後を観察したレトロスペクティブ試験の結果、既に示されている重症にきびと自殺企図リスク上昇の関連が支持され、イソトレチノン治療中とイソトレチノン治療後最大1年間はそのリスクがさらに高まると示唆されました。
イソトレチノン治療前に自殺企図をしたことがある患者はイソトレチノン治療中に自殺行為を始めた患者に比べて自殺企図を繰り返すリスクや自殺リスクが高いようです。
自殺企図の既往をイソトレチノン治療の禁忌とする必要はなさそうだと著者は言っています。
イソトレチノン治療中止後長期間を経てから自殺企図が発生しうるという事実こそ重要であり、イソトレチノン治療中と治療終了後少なくとも1年間は患者の精神状態の慎重に監視する必要があると著者は言っています。
2019-12-31|にきび
+ Sol-Gel社のにきび治療合剤(トレチノイン+過酸化ベンゾイル)の第3相試験が成功
2019-05-19|にきび
+ 脂質新生酵素ACCの阻害剤が皮脂分泌抑制〜にきび治療として試験する価値あり
2017-03-28|にきび
+ 2社のにきび治療薬のPh3試験で明暗〜Allerganが成功、Foamixは失敗
2017-01-29|にきび
+ Novan にきび薬の2つのPh3試験の1つが失敗〜もう1つは辛うじてプラセボに勝利
2016-11-30|にきび
+ にきび治療ミノサイクリン泡剤のPh3試験患者組み入れ完了〜来年前半に結果速報
2019-12-03|自殺
+ 銃による自殺行為は9割が死に至る
2019-12-02|自殺
+ 自殺願望や自殺の実行と関連しうる脳回路を同定
2019-11-04|自殺
+ 自殺の報道方針が守られていない〜14項目のうち遵守されていたのは平均7つ
2019-10-18|自殺
+ 米国の青少年(10-24歳)の自殺率が2007年から上昇している
2019-06-13|自殺
+ プレガバリンと自殺行為やその他被害に陥りやすいことが関連
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。