砂漠の低木・Chaparralに含まれる成分・M4Nには癌を縮小させる効果がある
Free!頭頸部癌患者8人を対象にした第1相試験から、Chaparralという砂漠の低木に含まれる成分・M4Nには癌を縮小させる効果があるという結果となりました。
Chaparralはアメリカ原住民が癌、風邪、傷、気管支炎、いぼ、白癬等に使用していました。現代アメリカでは1950年から1970年にかけて癌の代替療法として広く使用されていました。しかし肝障害を引き起こす恐れがあるとして、FDAは警告しています。
今回の第1相試験では肝障害は認められませんでした。第1相試験を実施した研究者等は大規模な第2相試験を予定しているとのことです。
第1相試験の結果は2004年の6th International Conference on Head and Neck Cancerで発表されました。
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