BioMS Medical社 多発性硬化症を対象にしたMBP8298の第2/3相試験の続行がDSMBに支持された
Free!2005年8月18日、多発性硬化症治療薬を開発しているBioMS Medical社は、多発性硬化症患者を対象にしたMBP8298の第2/3相試験が独立データ安全性モニタリング委員会(DSMB)にレビューされ、試験の続行が勧告されたと発表しました。
MBP8298はミエリン塩基性タンパク質の一部にリンクした17アミノ酸で構成されるペプチドです。MBP8298を投与することで、ミエリンに対する自己免疫が緩和されると期待されています。
HLAのハプロタイプがDR-2またはDR-4の多発性硬化症患者において、MBP8298の効果が確認されています。多発性硬化症患者のおよそ65-75%がDR-2またはDR-4のハプロタイプと推定されています。
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