インスリンが蚊の西ナイルウイルス感染を防ぐ
Free!哺乳類のインスリンにショウジョウバエや蚊の抗ウイルスJAK/STAT経路を活性化する働きがあり、吸血でインスリンを取り込んだ蚊は西ナイルウイルス(WNV)に感染し難くなることが示されました。
インスリン様受容体がアルボウイルス感染への免疫反応の一部を担っていることが遺伝子スクリーニングで判明したことを受けて今回の発見が導かれました。
そのインスリン様受容体を介したJAK/STAT経路活性化で蚊に宿るウイルスを減らすことで蚊に刺されて病気になる人を減らしうると著者は言っています。
- WSU study shows insulin can increase mosquitoes’ immunity to West Nile virus / Washington State University
2020-06-27|感染症全般
+ 重症COVID-19患者10人全員からその原因ウイルス特異的T細胞を検出
2020-05-07|感染症全般
+ 同僚と疎通・感染防具提供・後ろ盾は感染流行時の医療従事者の心労を和らげる
2020-04-22|感染症全般
+ インターフェロンに応じたACE2上昇がコロナウイルス感染を助長しているらしい
2020-03-18|感染症全般
+ 新型コロナウイルスは浮遊で少なくとも3時間、プラスチック表面で3日間生存
2020-03-15|感染症全般
+ 米国で最初の人から人へのCOVID-19伝播のその後の更なる感染は認められず
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。