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心臓から幹細胞を分離・増殖することに成功

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2005-09-11 | コメント

京都大探索医療センターの松原弘明・客員教授と王英正・助教授らのチームが、心臓から幹細胞を分離・増殖することに成功しました。


この研究成果は19日に大阪市で始まる日本心臓病学会で発表されます。

心臓病患者約50人から得た心臓組織を分離・培養したところ、8000個に1個の割合で増殖して塊になりました。この塊の細胞は心筋、血管、神経などに分化する幹細胞であることが確認されました。

この幹細胞を心筋梗塞をおこしたマウスの心臓に移植すると、心筋や血管に分化することも確認しました。

研究チームは、動物実験をした上で、早ければ来年春に末期の心臓病患者に対し、患者自身の心筋幹細胞を移植する臨床研究を始める予定です。

王助教授は2003年にマウスの心筋に幹細胞が存在することを世界で初めて突き止めた人物です。

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