アンドロゲン抑制療法を受けている前立腺癌患者は骨折のリスクが高い
Free!1992年から1997年に前立腺癌と診断された50,613人の医療記録を調べたところ、アンドロゲン抑制療法を受けている前立腺癌患者は骨折のリスクが高いという結果となりました。
2005年1月13日のN Engl J Med誌に発表された研究成果です。
5年以上生存し、アンドロゲン抑制療法をうけていた前立腺癌患者の19.4%が骨折しました。一方、アンドロゲン抑制療法を受けていなかった前立腺癌患者での骨折の割合は12.6%でした(P<0.001)。
また前立腺癌と診断されて12ヶ月以内のGnRH(ゴナドトロピン放出ホルモン)投与数が多い人ほど、その後の骨折のリスクが有意に高くなっていました。
2020-04-30|前立腺癌
+ BRCA/ATM変異転移性前立腺癌患者PFSがPARP阻害剤Lynparzaで2倍に改善/Ph3
2020-03-06|前立腺癌
+ 昔ながらの生検とMRI利用生検の併用で前立腺癌をより多く検出
2020-01-15|前立腺癌
+ 局所前立腺癌の手術治療で尿失禁をより被る
2019-12-09|前立腺癌
+ DNA修復遺伝子変異を有する前立腺癌にKeytrudaは特に有効らしい〜Ph2試験
2019-12-06|前立腺癌
+ フラボノイド・ルテオリンはmiR-8080亢進により去勢抵抗性前立腺癌を封じる
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。