前立腺癌の悪性度や治療効果を判定できる新たなマーカー・MDM2
Free!放射線や薬剤で治療されている前立腺癌患者469人を対象にした試験の結果、細胞増殖や前立腺癌に関連するタンパク質・MDM2のレベルを調べることで治療効果や癌の悪性度を判定しうるとわかりました。
MDM2が検出されると、遠隔部への癌の転移が2倍に増えました。また、5年間生存率がおよそ10%低下しました。
今後は、MDM2を指標にしてより悪性の前立腺癌とそうではない前立腺癌が見分けられるようになるかもしれません。
Fox Chase Cancer CenterのAlan Pollack等がAmerican Society for Therapeutic Radiology and Oncologyの学会で発表した研究成果です。
2020-04-30|前立腺癌
+ BRCA/ATM変異転移性前立腺癌患者PFSがPARP阻害剤Lynparzaで2倍に改善/Ph3
2020-03-06|前立腺癌
+ 昔ながらの生検とMRI利用生検の併用で前立腺癌をより多く検出
2020-01-15|前立腺癌
+ 局所前立腺癌の手術治療で尿失禁をより被る
2019-12-09|前立腺癌
+ DNA修復遺伝子変異を有する前立腺癌にKeytrudaは特に有効らしい〜Ph2試験
2019-12-06|前立腺癌
+ フラボノイド・ルテオリンはmiR-8080亢進により去勢抵抗性前立腺癌を封じる
この記事についてのコメントは、まだ投稿されていません。