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低・中リスクの高齢の前立腺癌患者は治療で生存期間が延長する/観察試験

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2006-12-13 | 投稿者 : 清宮さん
低・中リスクの高齢の前立腺癌患者を対象にした観察試験で、前立腺癌の治療で生存期間が延長するという結果が得られました。

http://www.biotoday.com/view.cfm?n=16813

観察試験ですので、セレクションバイアスが試験結果に影響を与えている可能性があります。著者等は考えうるセレクションバイアスを差し引いて解析していますが、その可能性は完全には排除しきれていません(1)。

高齢の局所前立腺癌患者に対する治療のベネフィットは無作為化試験で検証する必要があります。

今回報告された低・中リスクの高齢の前立腺癌患者に対する治療と生存改善の関連は、Veterans Affairs Prostate Cancer Intervention vs Observation (PIVOT) 試験(2)やProstate Testing for Cancer and Treatment (Protect) 試験(3)などの進行中の無作為化試験で確認または退けられることになるでしょう。

(1)Treating Older Men With Prostate Cancer. JAMA. 2006;296:2733-2734.
http://jama.ama-assn.org/cgi/content/extract/296/22/2733

(2)Wilt TJ, Brawer MK. The Prostate Cancer Intervention vs Observation Trial: a randomized trial comparing radical prostatectomy vs expectant management for the treatment of clinically localized prostate cancer. J Urol. 1994;152:1910-1914.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=retrieve&db=pubmed&list_uids=7523736&dopt=Abstract

(3)Donovan J, Hamdy F, Neal D, et al, ProtecT Study Group. Prostate Testing for Cancer and Treatment (ProtecT) feasibility study. Health Technol Assess. 2003;7:1-88.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=retrieve&db=pubmed&list_uids=12709289&dopt=Abstract
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