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Merck KGaAがSpringWorks社を買うことが決定
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PD1-VEGF抗体ivonescimabの肺癌初治療がKeytrudaに勝ったPh3試験論文報告
 ・ 誤字を訂正しました(非小細胞肺癌(NSCLC)癌治療→非小細胞肺癌(NSCLC)治療)。

OXiGENE社 近視性黄斑変性症を対象にした血管阻害剤・CA4Pの第2相試験で良好な結果が得られた

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2007-02-16 | コメント

2007年2月15日、癌や眼疾患の新規治療法を開発しているOXiGENE社は、近視性黄斑変性症(myopic macular degeneration、MMD)患者23人を対象にしたCombretastatin A4 Phosphate (CA4P) の第2相試験で良好な結果が得られたと発表しました。

この試験のプライマリーエンドポイントは視力の維持でした。3ケ月時点での視力の損失が3ライン未満であったときに視力が維持されたみなされました。

試験の結果、CA4P治療患者の全員の視力が維持されていました。また、薬剤に関連する重大な副作用は認められませんでした。

この試験の詳細な結果はAssociation for Research in Vision and Ophthalmologyの年次総会で発表される予定です。

また、Oxigene社は加齢黄斑変性症を対象にしたCA4Pの2つの局所剤形について先週FDAと協議しました。Oxigene社は加齢黄斑変性症を対象にしたCA4Pの開発も進める予定です。

CA4Pはアフリカのブッシュで育つCombretum Caffrumという柳の木の根皮由来の化合物です。CA4Pは血管の形態を変化させて血液が腫瘍に流れないようにし、癌細胞を餓死させる作用があります。

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